消費増税で出費34万円増?

急に決まった(増税)近未来です。
オリンピックで目が眩んでるうちに
シャンシャンと決まった増税。
この大波に堪え切れる自信はありますか?
識者の方が言うように、日本は増税してからずっとデフレで
一瞬ITバブル的なものはありましたが、それも一瞬でした。
税出費は増えても、身をもって感じる良さはないものです。
今回も同じ轍を踏もうとしている訳です。
旅館風にいうと、何も変わってないのに
9800円の宿泊プランを11000円にしたようなものです。
1200円分の売上増が見込めると思ったら、1200円分の
売上減が起きてしまう。当たり前ですよね。
消費者は甘くありません。
宿の『変化』に対し、その対価を料金の『変化』でお客様は
お支払されるのですから、宿の『変化』が無ければ当然『変化』は
起こりません。
お宿様に『5年後』の宿像を聞くと、全く社会状況が加味されていない
未来を考えるお宿様が多いのが現状です。
『その時にならないと、状況が見えてこないよね。』
私も5、6年前ならそう考えていたと思います。
でも、『その時』には時既に遅しになっているかもしれません。
消費税5%アップ
この大波に対応するには、抜本的に旅館のビジネスモデルを構築
し直さないといけません。
『正社員を派遣に切り替え?』
『サービスを全てセルフ対応?』
いいえ違います。
そんな事をしても消費税5%アップは補えません。
良く考えてみてください。
少し頭をひねったところで来年利益率5%アップ出来ますか?
出来ませんよね。
逆引きで考えてみましょう。
@5年後に儲けをいくら出す旅館をしているのか?
Aその儲けを出すにはどのくらい売上がなければいけないのか?
B売上を上げるのに何をしているのか?
Cその何をしている為に、今何をしなければいけないのか?
一つの意見として、
『5%アップしたところで、そこまで影響はない』
とおっしゃる方もいると思います。
『たっぷり利益を出しているから大丈夫!』
というのであれば、それでいいでしょう。
でも私は消費税5%アップしたら、現在の需要と供給の
バランスは更におかしなことになっていると思います。
増税によって『安近短』はさらに進み、それの受け皿になる
新しいレジャー産業が勃興してくるでしょう。
それを見越して『影響はない』と言えるかどうか。
私の口癖です。
『よーーーーーーーーーーーく 考えてみましょう。
考えるのはタダですから。』
『5年後の自宿の姿、利益、売上、商品、業務』を創造してみましょう。
想像ではなく、創造で結構です。
『例えば、こんな感じになってるかもね。。。』で良いのです。
会議で使えますよ!この『例えば、』は。
『例えば、』と言うだけで、みんな反論しなくなったりして
創造性があって、建設的な会議になったりします。
私の支援旅館さんの中には、『例えば会議』という名前の会議を
行っている旅館さんがあります。『例えば』なので何を言っても
反論なしです。
『例えば会議』で挙がったアイデアを通常の会議で練り直します。
いいでしょ!ぜひ使ってみてください。
『例えば会議使えそうだなぁ!』と思う方は
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