2016年02月09日

【旅館プロデュース:考】 公式HPだけで宿の経営ってできますか?


『もうじゃらんも、楽天も、るるぶも、全部止めたいです。

ありもしないクチコミ書かれて、言っても削除されないし。

公式HPだけで勝負したいんですけど、できませんか?』


そういう話題多いです。

たくさんたくさん分かります。

私も宿経営時代は、

『いやーーそれは、、、ないわ。。。あり得ないよそんな事。。。』

と、新規のクチコミを眺めながら、電話で現場に確認をして裏を取った

上で、〇〇〇〇に何言っても消してもらえないんだろうなぁ。。。

と高血圧状態で夜空を眺めていました。


そうですよね。もう予約サイトからの予約なんて受けたくないですよね。

ごもっともなクチコミをしてくれるのであれば、お金を出してでも頂きたい

のですが、お客様本位で気分的なクチコミをもらうと心が折れますよね。

もちろん、旅行って気分的なものだから、、、とは思いつつですけど。


さて、タイトルの回答は、、、

YES

です。


インターネットがこれだけ発達した世の中ですので、不可能は

全然ないと思います。

しかし、現実として私がこれまで関わってきた宿で公式HPオンリー

でやっていける状態まで持って行けた宿は0(ゼロ)です。


でもですね。やれると思っています。

じゃらんも、楽天も〇食らえ!とおっしゃってOKな状態は、作れると思います。


今回は、その流れをお伝えしようと思ってブログを書いております。

(当社が関わる宿の半数位が、この流れに沿って改善を進めています)


@じゃらん、楽天の大手予約サイトで売れるようにする

まず、じゃらん、楽天トラベルの中で、地域5本の指に入れるようにします。

じゃらん、楽天に依存するようになってはいけないのでは?

と思うかもしれませんが逆で、じゃらん、楽天で売れるようになると、

ネット販売のコツが分かってきます。あくまでも練習の場所として

地域4、5本にはなりましょう。


A2年くらいかけてじゃらん、楽天のお客様を顧客化しましょう

いわゆる、リピーター化です。

宿によっては全体の9割の予約が、予約サイト経由という宿もありますよね。

それはそれでいいのです。

その代わり、宿の固定客(リピーター)にしましょう。

その方法は様々ですが、簡単に言うと『とっても好かれる』ことが重要です。

お客様にとってなくてはいけない存在になること

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例えば、糖尿病の方にとってのインシュリンだったり、私にとっての

仕事のやりがいだったりします。


宿がお客様にとって、絶対にないといけないものになるのです。


B顧客情報を管理しましょう

リピーターを増やしたいと言って、簡単に増えるものではありません。

お客様は日々、魅力的な情報に触れています。

1か月前に『一生の思い出』と思った宿での一瞬も、新たな情報で上書き

されてしまうのです。

約20時間に及ぶ滞在時間で、たくさんの情報をお客様は提供してくれます。

その間に情報を得て、管理し、次回に活かします。


Cページ数200ページ以上のHPを作りましょう

宿の公式HPを見るとだいたいが、

トップページ、温泉、お部屋、料理、館内案内、アクセス、Q&A、宿泊プラン

とそれに付随するページで大体20以内に収まります。

それを10倍以上のページ数にします。

もちろん基本の各ページも情報たっぷりにします。

日々のブログで200ページを稼ぐのではありません。純粋な情報提供ページで

200ページです。


D Cが完了した時点での直予約率が60%を超えている

60%を超えればGOですね。

理想を言うと80%ですが、そこまではなかなか達せずに機を逃すので

60%でいいです。

あとの40%はネット広告などを使って、埋めるしかありません。


さぁどうでしょうか?

現実的に感じますか?

難しいんじゃないかなぁ?と思いませんか?


そうです。相当難しいです。

しかし、前述のとおり私が関わる宿の半数はこの路線でネット戦略を

考えています。

もちろん宿(担当者さん)として出来る出来ないはあるのですが、公式HP

一本で勝負するとはこういう事です。


町のレストランでも、ぐるなびや食べログ、その他飲食店予約サイトに

頼らないでも十分にお客さんを集めているお店ってありますよね。

なんでレストランが出来て、宿が出来ないのでしょうか?

そんなことあり得ません。

やれば、出来ます。


ただ、一部上場企業のリクルートや楽天が巨額の資金をかけて構築した

予約サイトに集客するシステムは、簡単には崩れません。


熱い思いがあればできます。 一歩を踏み出しましょう。




posted by bantomoskyline at 23:49 | TrackBack(0) | 【旅館プロデュース:考】