2015年09月14日

【旅館プロデュース:考】 参考になる宿ってどこですか?


私が知る範囲の方々は、皆さん勤勉で、勉強家な方が多いように感じます。

そんなみなさんとお話しするときに出てくるのが、

「どこか参考になる宿ってどこですか?」

です。


ですよね。

百聞は一見に如かず

と言いますが、まさにその通りだと思います。


旅館ホテルはどちらかというと、空気感を売っているような商売を皆さんされているわけで、

空気感っていうのは、写真だけでは伝わらないものです。

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では、私がどの宿を紹介するのか?

当然ですが、コンサルティング契約を行っている宿については、

守秘義務がありますので、紹介できないのです。

なので、私が関わらない宿の中からチョイスする。


さぁどこの宿を紹介するのでしょうか?


私の基本的な考え方としては、その宿さんの状況によって

ご紹介する先を変えています。

例えば、国内のお客様向けに商売をしていて、高級料金帯の宿さんですと、

まず国内の旅館・ホテルはご紹介しません。

なぜかと言いますと、そもそもお客様の層を考えなくてはいけないからです。

1泊に一人5、6万円払うお客様です。

年収ですとおそらく1000万円〜1500万円前後はあるでしょう。

(いやいや、年収500万円の方でも泊まります!と思っては元も子もなく

なってしまいます。無理して泊まる方をターゲットにするのと、余裕をもって

5、6万円出すのでは全然世界も提供サービスも変わってきます。)

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5、6万円払う客層は休むこともなく働いてはいると思うのですが、

たまに取れた休みであれば、海外にでも行ってある程度のクラスの

ホテルには宿泊すると思います。

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そんなお客様は、日本国内でも移動時間が10時間もある場所のサービスを

提供してくれる宿に価値観を抱いていただけます。


では、他の例を申しますと、コンサルティングで1年くらい経過して上り調子に

なってきた宿などでは、あえて下り調子な宿を見に行ってもらいます。

簡単に言いますと、

『調子こき過ぎると、こうなりますよ。』

を知ってもらいたいからです。


どんなお宿さんでも、調子が良くなってくると変な欲が出てきて、

新しいホテルを買いたいとか、意味もない設備投資に心が動いてしまうのです。

しかし、その末路は、、、


という、勝って兜の緒を締めよを認識して頂くためにもご紹介しています。


参考になる宿と見て、よくある参考になる宿紹介を期待された方には申し訳ありません。

参考になりそうな宿を知りたいのであれば、厳選いい宿などの動画などで十分見られると

思います。

しかし、皆さんに本当に必要な参考は、そこではない場合がほとんどです。

しっかりとした症状判断をした上で、適切な薬の処方をするのが本当のコンサルタントと

思っていますので、ご理解くださいませ。

では!


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posted by bantomoskyline at 02:04 | TrackBack(0) | 【旅館プロデュース:考】