2012年07月17日

【旅館再生:考】 アメリカ西海岸 知らなきゃ損する革新的ホテル情報(3)


アメリカ大好き! な私がご紹介する、

あなたの知らない革新的ホテル事情!!!!


今回は、相当気が早いかもしれませんが、TPPと宿泊業について

考えてみたいと思います。

外圧や日本国内の様々な事情によって

『TPPの条約が可決されたら』

を、前提に始めてみましょう。


簡単に考えると、

これまで業務提携関係だった、日本とアメリカの関係が

フランチャイザー(本部=米国)とフランチャイジー(加盟店=日本)になる、

イメージで良いと思います。


日本の法律(ルール)は、ほぼ骨抜きの状態になると言われていますが、

今回アメリカの状況を見て、TPP締結はアメリカにとって必須の様に感じました。


それを感じた理由は、所々で垣間見えた米国経済の悪さです。

例えば、日本同様に空きテナントスペースの多さや、主力産業である自動車販売の苦戦を

見るとまざまざと感じます。


自動車販売などの調子の悪さは顕著で、0%ローンは当たり前。

特に売れていないシボレーなどは、地域販社のキャンペーンで

購入後4か月以内なら全額キャッシュバック!

などを行っています。

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そこまでやっても、なかなか売れないのです。


そんなお金が無い国アメリカを劇的に救う方法。

それがTPPです。

TPPを利用して、輸出による貿易黒字増大を目論んでいるわけです。

それは流通業にだけではなく、宿泊業も様々な業態が輸出されるでしょう。


例えば、

1泊1室2000〜3000円のモーテル形式の業態や、

食事なしのホテル形式の一般化チップ制の導入など

今までの日本では到底考えられなかったものが押し寄せるでしょう。


でも、

これまでも世界のホテルチェーンがどんどん来そうで来なかったじゃないか?


そうですね、その通りです。


東京の都心にチェーン型ホテルがあっても、郊外にはあまりありませんね。

世界のホテルチェーンが日本進出する上で、ネックになるものがあるからです。


チップ?

言葉の壁?

習慣?


違います。


それは、イニシャルコストです。


日本の厳しい建築基準法においては、イニシャルコストが膨大になってしまいます。

損益分岐点が高く設定され、本来儲かるビジネスであるホテル業(レンタルルーム業)

がハイコストローリターン型のビジネスになってしまっています。


それを変えるために、建築基準法労働基準法の改正を求められてくる

流れになるでしょう。


例えば、

アメリカの場合は地震が少ない事もありますが、2×4(ツーバイフォー)工法が

進んでいて、カリフォルニアなどでは5階建てまでの建築物ならば、

2階までが鉄筋コンクリートで、その上階(3〜5階)は木造建築でOKなのです。

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それによって圧倒的なイニシャルコスト削減が行われます。


この様に、アメリカ企業が作ってきた儲かりシステムを使って、

日本にある個人金融資産1000数百兆円を狙ってくるでしょう。


『そんな大局的なことはうちには関係ないよ!』


では済まされないでしょう。


おひとり様 1泊2食 15000円 (4名1室利用)が当たり前!

なんてマーケットは世界のどこにもありません。


世界中のホテルチェーンが、この高単価マーケットを狙っています。


『TPPの条約が可決されたら』、


仕入が安くなってより良いものをお客様に提供できる!

なんて夢物語だけでは有りません。


次のライバルは世界のホテルチェーンです。


壁は崩されようとしています。

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(外敵に)変えられてしまいますか?

それとも

今のうち自ら変えますか?


無さそうで有るTPPの影響のお話しでした。


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posted by bantomoskyline at 18:26 | TrackBack(0) | 【旅館再生:考】